MOMO GALLERYで初の映像作品の展示となる
西尾秋乃個展「日常の変容、うごめく風景」を開催します。
万華鏡のように続いていく、懐かしくもあり、どこか不思議な西尾秋乃の
映像世界が築100年を超えるギャラリーの空間にて展開されます。
西尾秋乃
1998年岐阜県生まれ。在住。
自身が撮影した写真素材のフォト・コラージュを用いた作品制作を行う。
映像表現を軸としながら、上映、展示、デジタルイメージなど、様々な形態の
作品を発表している。
2021年 名古屋学芸大学 映像メディア学科 卒業
2024年 情報科学芸術大学院大学[IAMAS]メディア表現研究科 修了
西尾秋乃は、コラージュを中心とした独自の映像表現を探求しています。
身近なモチーフを、規則性やグループ分けによってアニメーション化することで、
従来の映像作品にはない不思議な動きや質感を生み出し、鑑賞者をじっくりと
引き込んでいきます。
その映像は、何度見ても新たな発見がある奥深さを秘めています。
本展では、映像作品に加え、映像を構成する静止画を切り出した作品もあわせて
展示。
アニメーションの制作によって変わりゆく構図を、より丁寧に感じ取っていただ
ける機会となっています。
作品世界と100年を超える歴史をもつ古民家でもあるMOMO GALLERYの建物の
空気感が重なり合い、訪れる人々をより深く作品の世界へと誘います。