当たり前の事象を受動的に受け入れ続けることへの危機感を制作の主題としています。見えにくいものを見ようとする事と、想像を膨らませる事は似ていると感じます。見づらい作品を制作することで「目を凝らしてよく見て」もらい、当たり前のように見過ごされる違和感の再考を試みています。最近は工事や公園で使用されるフェンスを、風景画(P号)のキャンバスの比率で制作しています。フェンスは内側と外側の安全や安心を守る役割を持っています。しかし安全安心は時には退屈で、何か変化を期待してしまいます。退屈を打破する機会を、フェンス越しの景色を眺めながら常に伺っている様な気がします。
五月女かおる/SOTOME Kaoru(栃木県生まれ/ 愛知県拠点)
2019年 秋田公立美術大学美術学部美術学科ビジュアルアーツ専攻 卒業
2024年 愛知県立芸術大学大学院美術研究科彫刻領域博士前期 修了
主な展覧会
[個展]
2026年「幸せの反芻(或いはhappiness)』(愛知県芸術センター8F ギャラリーG/愛知)
12025年「他者のセオリー」(project space hazi/愛知)
「風景にさわらない」(GALLERY VALEUR/愛知)
2024年 「”-scape”」(Gallery In The Blue/栃木)
2021年 「like a dog」(Gallery In The Blue/栃木)
2018年 「the POOL」(アトリオン美術展示ホール/秋田)
[近年の主なグループ展]
2025年 いとおし、おかし・怪し・いきものたち(もうひとつの美術館/栃木)
第6回宇都宮美術の現在展(宇都宮美術館/栃木)
2024年 大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2024
「Nakago Wonderland‒どうぶつ達の息吹と再生」
(ナカゴグリーンパーク/新潟)
2023年 KEAT小砂環境芸術祭2023(那珂川町小砂地区/栃木)
六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond
(六甲ビジターセンター記念碑台/兵庫)
[主な受賞歴]
2025年 第17回宇都宮エスペール賞
2024年 愛知県立芸術大学卒業・修了制作展「木木木(もり)の卒展」《神戸財団賞》
2023年 KEAT小砂環境芸術祭2023《観光協会長賞》
六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond
《公募グランプリ、兵庫県神戸県民センター長賞》
第18回CBC翔け!二十歳の記憶展《グランプリ》 など



